筋トレを進めていると、自分が目指す体型が定まってきます。
筋肉を大きくして、ボディビルダーとは言わないまでも、筋骨隆々の体型を目指すのか。
しなやかな引き締まったボディで、スリムな筋肉質の体型を目指すのか。
または、筋肉はそれほどつかなくても、とにかく引き締まったボディを目指すのか。
それぞれに目指す体型によって、筋トレのセット回数は少しずつ変わってきます。
まずは、筋肉を大きくしたい、いわゆる筋肥大を目指すなら、コンセプトは「重く、少なく」です。
フィットネスマシンで最大6~7回を最初に動かせるウエイトを見つけます。
もちろん、挙げられれば良いといったことではなくて、正しい姿勢を維持したままで必要な可動域が取れるかもチェックします。
最初は6回できたとしても、2セットめは4回、3セット目は3回ぐらいかもしれません。
筋トレのセット回数はそれで問題ありません。あとはその筋トレメニューを続けていくだけです。
慣れれば、回数も徐々に増えていきますよ。
続いて、引き締まったボディでスリムな筋肉質を目指すなら、コンセプトは「常に平均値」です。
ウエイトは1セットで10~12回を動かせるあたりを見つけます。
2セット目、3セット目も9~10回は続けられるウエイトでなければなりません。
姿勢も崩れていないかチェックしていきましょう。
あとは、とにかく引き締まったボディを目指すなら、コンセプトは「手数を増やす」です。
ウエイトは1セット15回を動かせるあたりを見つけます。
2セット目、3セット目もマイナス2回ぐらいに抑えられるウエイトがベストです。
セット間の休憩も10秒程度を目安に素早く行っていきましょう。
全ての筋トレに言えることですが、2セット目以降はウエイトを下げても良いのかという質問を受けます。
筆者は、ウエイトは逆に上げることを勧めたいと思います。
というのも、筋肉も慣れを覚えてくるので、続けていくと段々効果が薄くなっていきます。
チェストプレスで1セット目で20kg挙げられるなら、2セット目以降は5kg増ぐらいは挙げられる余力を残せるウエイトラインが効果があります。
フィットネスマシンは扱うのは簡単ですが、ウエイトコントロールが実は一番難しいものだと覚えておいてください。
怪我なく楽しく筋トレを続けていきましょう。