マシンを使うときに気をつけるポイント(チェストプレス)

トレーニングジムのマシンを使うときは、最初にジムスタッフやトレーナーから使い方をレクチャーしてもらえます。

しかし、始めにチェックしただけで、そのまま使い始める人が多いんですね。

それだと、自分の姿勢とマシンとのフィットラインを考えないまま筋トレを始めてしまい、上手く負荷が身体に伝えられないまま筋トレを進めてしまいがちです。

例えば、以下のようなフィットネスマシンでの「チェストプレス」の場合。

背筋はピッタリと背もたれにフィットして、肩を下げて肩甲骨を寄せた感じでスタートポジションにつきます。

ハンドル位置は胸の中心、腕を水平に伸ばして、水平に戻せる位置がベストポジションです。

動作時は、肘は伸ばしきらないようにしましょう。

戻す時は、マシンの静止位置よりも少し手前、脇の下ぐらいで止めるのがエンドポジションです。

 

この中でも、筆者が特に気にするポイントは「肩を下げて肩甲骨を寄せる動作」です。

実は肩甲骨を寄せないと、大胸筋に効率よく負荷が伝わらず、上腕筋や肩の三角筋に負荷が流れてしまいやすいです。

肩甲骨を寄せる動作は日常ではあまり行わないため、始めは感覚がつかみにくいかもしれません。

 

肩だけを回す動作を常日頃行っていると、そのうち肩甲骨を動かす感覚がつかめるようになります。

出来るだけ肩甲骨を意識してチェストプレスを行ってみましょう。

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