ティファニー美術館

ティファニー美術館が残してきたもの

みなさんは「ティファニー美術館」をご存知でしょうか?

ティファニー美術館は島根県松江市にありました。

このティファニー美術館がオープンしたのは2001年4月28日。

残念ながらティファニー美術館は2007年3月31日で閉館してしまいました。

およそ6年間、ティファニー美術館は日本国民にアートで楽しませてきたのです。

2007年秋からティファニー美術館の解体作業が始まっています。

2008年春、ティファニー美術館の解体は終了します。

ティファニー美術館の外観がすべてなくなってしまうのは非常に残念ですね。

なかなか日本にアートが根付かないのはなぜなんでしょうか?

日本中にコンビニエンスストアの数は増え続けています。

しかし、なぜ美術館の数は増え続けないのでしょうか?

アートは世界を救うツールの1つであると思います。

世界平和を実現するために日本中、そして世界中に美術館が必要なのです。

自由な発想、自由なアイデア・・・

美術館にいけば、色々なことをインスパイアされます。

美術館は自由になれる場所でもあるのです。

絶対的に必要な場所なのです。

ティファニー美術館の入園料は2000円でした。

これが高いと感じるか安いと感じるかはあなた次第でしょう。

ティファニー美術館のイングリッシュガーデン

ティファニーは、世界的に有名な宝飾品にブランドです。

1837年9月18日、ティファニーはアメリカで創業されました。

現在、ロンドン、東京、ローマ、シドニーなどなど20カ国以上にブランドショップを持っています。

かつて島根県松江市にティファニー美術館がありました。

ティファニー美術館の最寄駅は「ルイス・C.ティファニー庭園美術館前駅」という名称でした。

これは平仮名表記にすると日本一長い駅名でした。

しかし、ティファニー美術館は閉館。

駅名も「松江イングリッシュガーデン前」に改名されました。

ティファニー美術館はかつて名古屋にありました。

その後、2001年に松江にティファニー美術館は移されました。

ティファニー美術館という素晴らしい美術館が日本にあるだけで驚きの事実なんです。

しかし、残念ながらティファニー美術館は2007年3月31日に閉館してしまいました。

ティファニー美術館には広々としたイングリッシュ・ガーデンがありました。

ティファニー美術館のガーデンは、とてもリラックスできる素敵なイングリッシュ・ガーデンでした。

またティファニー美術館にはステンドガラスやステンドガラスのスタンドなどがあり、中世ヨーロッパの優雅さを堪能できたのです。

ティファニー美術館名品の作者、ルイス・カムフォート・ティファニー

かつて松江にあったティファニー美術館。

2007年3月31日に閉館するまで、たくさんの人たちを魅了し続けてきました。

ティファニー美術館には、ルイス・カムフォート・ティファニーの作品など250点が常時展示されていたそうです。

ルイス・カムフォート・ティファニーとは、あの有名ブランド「ティファニー」の創業者、チャールズ・ルイス・ティファニーの長男です。

ルイス・カムフォート・ティファニーは1848年2月18日に誕生し、1933年1月17日に永眠しています。

ルイス・カムフォート・ティファニーはアール・ヌーヴォーの巨匠の1人なんです。

そんなすごい人物のアート作品を見ることができるティファニー美術館は貴重な美術館だったのです。

ティファニー美術館には英国式庭園が併設されています。

ティファニー美術館の英国式庭園はなんと四季を通じて色とりどりの花が鑑賞できるのです。

ティファニー美術館はまさに美、食、花、遊、そして夢を満たしてくれる美術館だったのです。

こんな貴重なティファニー美術館が日本から消えてしまうのは本当に残念で仕方ありません。

これから巣だっていくであろう若手アーティストがルイス・カムフォート・ティファニーの作品を日本で鑑賞できないのは、本当に残念ですね。